主婦だからこそ効率的に稼げる投資手法とは!?

主婦向けの投資とは

投資は主婦にでもできます。ずっと働いていなくても在宅で得たお小遣いや貯金などで始めることができます。日本国籍を持つ20歳以上の成人であれば、基本的に証券会社に口座開設することが可能です。ただし、普段家事や育児に忙しい主婦には、デイトレーダーのように毎日日経平均の値動きを気にすることはできません。

しかし、大金を一気に稼ごうというつもりでなければ、主婦でも十分に投資で利益を得ることができます。ポイントはまずローリスク・ローリターンの投資先を選ぶことです。リスクは不確実性のことを指しますが、損するか得するかという不確実性が低ければ、利益も大きくないかもしれませんが、損自体は回避できる確率が高まります。主婦であれば、1円でも惜しいと思うもの。ではその考えに見合った金融商品に投資していけば、精神的にも安心して投資を続けることができます。

では、ローリスクの金融商品はどのようなものかというと、少額ながらも投資を開始できて、少しずつ資金を積み立てていく積立型投資があります。時間を使って少しずつ積み立てていけば、資金や時間を分散することができ、時間をかけて長期投資にもなり、資金を着実に殖やしていくことができます。

主婦ならではの投資での稼ぎ方

とはいえ、投資をやるなら稼ぎたいと思うのは当然のことです。積立投資は確実に資産をふやしていく一つの方法ですが、投資の楽しさが味わえないかもしれません。資産を増やすのに時間がかかるので、投資への興味が持続させにくいのがデメリットです。そこで比較的安全な積立投資にプラスして欲しいのが、主婦ならではの視点を活かした投資です。最近有名になりましたが、株主優待券などをもらって生活費を抑えるのは一つの手です。株主優待券がもらえればお得に外食ができたりします。

主婦にとって他の投資家より有利な点としては、いわゆる生活に直結する生活銘柄を持ってみることでスーパーでの買い物でも投資家視線で色々見られるようになる点です。実際に身近な企業の株を一つ持ってみるだけでも、配当金や株主総会の通知など投資家としての経験を積むことができます。

主婦投資家が知っておくべきビギナーズラックのからくり
また、主婦が陥りやすいのが、ビギナーズラックと呼ばれるものです。最初はとにかくうまくいくことが往々にしてあり、自分には投資の才能があると勘違いしやすいもの。しかし、投資におけるビギナーズラックにはからくりがあります。なぜならば、初心者のときは自分の知識不足などを自覚し、さまざまな情報を収集するように努めます。そして、自分を過信せず、その時にうまくいっている方法を忠実に再現したり、いわゆる成功している人のマネをしたりすることでいわゆるおこぼれにあずかるといったことがあります。つまり、自分の力ではなく他人の土俵にのって少しだけ稼がせてもらうことも起こりうるわけです。

主婦は、特に考えることなく、「ちょっとやってみようかな?」と思って色々トライできるライフスタイルでもあります。だから、素直に実践できている間は爆発的に儲かることはなくても、ちょっとした臨時収入くらいにはなるものです。しかし、そうした素直な実践は長く続きません。やがて、情報収集を怠ることもあり、ビギナーズラックが消え失せることもあるわけです。投資方法は常に変えていかなければずっと勝ち続けることはできません。それゆえ、ビギナーズラックは必然とどこかで終わってしまいます。

それゆえ、自分であれこれ銘柄選定することや「いつ、どのように、何を」買えばいいのか検討がつかないというなら、最初からそうしたことをプロに任せるのも一つの手です。今は、少額で積み立てながら投資をすることも可能です。自分の判断が信じられなくなったり、負けることが増えてきたりしたらプロの運用を任せてみてはいかがでしょうか。

主婦感覚の積立型投資

主婦感覚を活かして投資をする主婦の感覚でいえば、やはり毎月のやりくりの上で何か良い貯蓄方法はないか?と考えるものです。今は貯蓄でお金が増えることは低金利でありえませんから、預金以外でのお金の活かし方を考えるものです。しかし、毎月使えるお金が節約の上での数千円から数万円ということでしょうから、いきなりお金がなくなるのは怖いという人も多いのではないでしょうか。大事な資金を目減りさせたくないということなら、比較的安全なローリスクな金融商品に投資する必要があります。

例えば純金積立なども一つの投資先です。有事の金と言われる通り、金は世界的に経済不安が高まると買いが入ると値上がりします。金という実物が投資商品の背景にあるため、いざとなったとき現物に変えられるメリットもあります。ただし、有限な金は、数に限りがあるため相場での値動きが大きいことでも有名です。それゆえ、積立などで少しずつリスクを分散するのが安定的な資産運用にかかせません。

また、積立といえば保険もあげられます。家族がいる場合は万が一の時のために死亡保険に入るなど、今はがんに特化した保険なども増えています。積立保険の場合、毎月払う保険料を積み立てることで、満期のときに積み立て分は受け取れる仕組みになっています。満期にならないと満額戻らないケースが多いですが、貯金がなかなかできない人にはおすすめです。

そして、積立型投資といえば投資信託があげられるでしょう。2018年から開始される積立NISAも基本的には投資信託を投資対象としています。年間40万円を上限として分配金などが非課税になるので、初心者には始めやすいきっかけになるでしょう。投資信託の数は今や5000本とも言われていますが、金融庁の審査条件に合った50本程度から選ぶことになるので、選ぶ手間などもかからずに済みます。運用自体は運用会社がしてくれるので、突然資産が消えるということもありません。現在、楽天証券やSBI証券で100円から積み立てを開始できる投資信託もあります。お小遣い程度でも資産運用を始める絶好の機会がきていると言ってよいでしょう。

さらに有利な投資を目指して

投資信託のような運用の専門家に任せる金融商品を、信託型投資の投資商品と言ったりします。長期的に安定した資産形成を行いたいなら、信託型投資を組み込むことが必須です。株主優待などが欲しければ、ボーナスなどを用いて行い、平時は少額ずつ積み立てることで複利の力を利用してお金を殖やすのが精神的にも負担の少ない投資法の一つです。複利とは、お金を貸したときについてくる利息の一種です。複利の場合は、元本に対して利息がついた場合に、その利息分を元本に加えてさらに利息がついていくことを指します。利息がついても、ずっと元本にだけ利息がかかっていくことを単利と呼びます。

例えば年率10%の複利を受け取ることになると、元本が仮に100万円として、初年度110万円を受け取ることになります。さらに次年度は110万円に年率10%が適応されますので、122万円にまで殖えることになります。このままいけば、10年後にはもともと100万円だったものが271万円までに殖える計算になります。

このように資産を殖やしていけば、プライベートバンクに運用を任せることもあるかもしれません。通常プライベートバンクといえば、資産1億円以上の富裕層をターゲットにしていることが多いのですが、現在は数十万からでも利用できるプライベートバンクが登場しています。プライベートバンクはその名の通り、個人に対して銀行の営業さんがついてくれて資産運用についていろんな相談にのってくれたり、運用を代行してくれたりするものです。究極の信託型投資といえるかもしれません。信託型投資の幅も広がっており、今後はより自分で勉強するといった手間も少なく投資ができる場が増えていくことでしょう。プライベートバンクも一つの選択肢として将来的には考えてみてはいかがでしょうか。

<【主婦だからこそ稼げる株式投資とは?】主婦感覚で銘柄を選ぶ事で、必然と優良企業へ投資する事になります>まとめ

1.これから投資を始める主婦は、まずは利益よりも損を出さない事を考える
2.主婦ならではの生活感覚が一番重要な情報となります
3.ビギナーズラックのからくりを知って、その罠にはまらないように注意する
4.貯蓄感覚で行える積立型投資で、まずは投資を体験する事から始める
5.信託型投資でさらに効率的な投資にステップアップする

最近主婦投資家が増えてきています。書店に行っても、主婦投資家が書いた本を多く見かけますし、何と言っても投資の少額化と投資商品のラインナップの増加が主婦投資家増加の後押しをしています。しかし普段は家事や育児で忙しい主婦ですから、空いている時間に行える投資を選ぶしかありません。またリスクを取って一気に大きな利益を狙うのではなく、安定的に資金を増やしていく投資を行う必要があります。しかし以前ならともかく、今ではそんな主婦でも十分に稼げる投資が多くありますので、まずはしっかりと投資全体を理解するようにしましょう。