
33歳の営業職です。初めて株取引を始めた時は20万円で始めましたが、その後少しずつ欲しい銘柄が増えた為現在では300万円ほどで運用しています。
誰もが最初にはまる「ギャンブル性」の罠
株の取り引きを始めたのは23歳の頃でした。株を始めたきっかけは昔見たテレビ番組でした。海外の小学校などの授業内容を取り扱う番組で、韓国の小学校でバーチャルで株の運用をしていたのを見て、「このままではマズイ」と思ったのを覚えています。それまで投資にはそれほど興味がなかったのですが、お金に対する「知識」が無いことに焦りを感じて始めてみました。
初めて買った銘柄は当時流行ったインターネット銘柄で買って数か月で上場廃止になりました。そのため最初に購入した20万円弱の株券が無価値になったのを覚えています。その時は東証の銘柄などは考えず、安全性ではなく「ギャンブル性」で株を選んでいました。新興市場で大化けするような期待で株式を購入する投機家のなり損ないのような人間でした。
「応援したくなる企業」の株を買う
ですが、時間が経って再度勉強をやり直して気づいたのは「応援したくなる企業」の銘柄を買うことの大事さでした。街中に出かけるとそこにはたくさんの上場企業があって銘柄を買うことができる事を知りました。それから購入したのはいつもお世話になっているレンタルDVDや文具などの販売を行う企業やいつも買い物に行くスーパーを運営する企業の銘柄でした。大きく跳ね上がることもないですが、日ごろから自分で行く店なので大きな変化もないことがわかりますし、自分自身がそこに行きたいと思って行っているわけですから「需要」があることは間違いないのです。
そうやって自分が応援したい企業の銘柄を中長期的に持つことで多少の上がり下がりに惑わされず、それなりの「利益」が出ると売却していました。株の取引には利益設定はしていないのですが、持っている期間に対して利益を考えています。あるゲーム会社の銘柄は、自分の好きなゲームを作っていた会社で購入して数時間で5万円ほどの利益になったので売却したこともあります。あまりにも効率が良いときは長期的に持たずにあっさり決済することもあるのですが、基本的には中長期的に見ています。
株式投資の真の意味とは
ここ数年は日経平均が上げ続けていますので、大半の企業に時間を掛けて投資していれば利益を得ることができたのだと思います。今後も日経平均が上げ続けるとは思えないので、株価が下がっても応援したい企業の株を買うことで、下がっても気にならなくなると思います。株式はそれほど大きくない資金でも企業に投資できる面白い仕組みだと思います。
自分の利益も大事ですが、自分のお金で企業が儲かってそこから収益をもらえると考えたほうが投資としては良いと思っています。
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