トラッキングトレード
レンジ自動リピート型の注文システム

トラッキングトレードとは

トラッキングトレードとは、FXブロードネット社が提供している自動リピート型の注文システムのサービスの名称です。他社のサービスと違うところとして、レンジの変動に合わせて、自動的にトレードのレンジを移動していくので、レンジをブレイクしても設定を変更する必要が無くトレードが続けられるメリットがあります。

トラッキングトレードの仕組みとして、レンジ内でIFDO注文を繰り返して、売買差益を出していきます。さらに変動幅を自在に設定できて、その変動幅内で指定された値幅に合わせた注文を出していきます。決済は指定された値幅に合わせて決済します。レンジが移動して変動の範囲がずれると、レンジを追尾(トラッキング)して新しい変動の範囲を設定するのが大きな特徴で、これらをすべて自動的に行ってくれます。

トラッキングトレードの実践

具体例として直近の高値から5銭下がったところで買い、10銭下がったところでと連続して買いを入れて、注文が成立した後は買値から5銭上がったところで売りの指図になっていれば、それぞれ買値から5銭上がったら決済の注文を入れます。レンジが移動すれば、移動したところで同じように売買を繰り返していきます。

普通のリピート型と違う点として、普通のリピート型は指値が固定されているため、レンジが移動すると現在値が指値からずれて、注文が成立しなくなるから、トレードを続けるには広範囲に設定をする必要があります。しかしトラッキングトレードはレンジを追尾しますから、一度条件指定をすればずっとそのまま条件に沿って、レンジが移動しても追尾して変動幅内で売買を繰り返していきます。その為普通のシステムトレードよりも必要証拠金が少なくて済みます。

トラッキングトレードの注意点

ただ欠点として利確できずにレンジが移動、買いの場合は下に下がり、売りの場合は上に上がる時は、一番不利なポジションを損切りして、注文をし直しますから、逆方向にトレンドが継続すると損切りを繰り返して、損失が拡大していくデメリットがあります。

トラッキングトレードを利用するに当たって気を付けたいこととして、注文が指定された値で約定するとは限らず、値が滑って不利な値で約定する場合があります。逆に決済はスリッページが発生しなくて、指定された値で約定します。トラッキングトレードはレンジが移動しても損切りで決済しますが、証拠金が不足していたら追加証拠金を求められます。証拠金が不足になると強制ロスカットとして強制決済になります。強制決済後はトラッキングトレードは停止になり、再開する場合は再度設定する必要があります。

 

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