ライントレード
投資家自身でラインを引いていくトレード

ライントレードとは

ライントレードとはそのままの意味で、一定の条件に従ってチャート上に引いたラインをもとに値動きを予測する取引のことを指します。一般的にはテクニカル分析といいますがライントレードはテクニカル分析と違って自分自身で操作していくものなので投資家の腕が試されるスキルと言っても過言ではありません。ライントレードは非常に自由度の高いトレードで、時間軸で分析をしたり安値、高値で分析したりすることができます。ラインの引き方は自由ですがこの引き方を間違えると大損にもつながります。

そのためしっかりラインの種類を覚えておく必要があります。これを覚える事で日々パソコンにへばりつきでトレードすることもありません。さらには自分の心理で取引することがなくなります。機械的に利益を上げる方法としては申し分ないトレード方法になります。

ライントレードの種類

まずライントレードにはいくつかの種類があります。最初に覚えて欲しいラインで「トレンドライン」というものがあります。つまりトレンドラインとは買いのトレンド売りのトレンドを見分けるための初歩のラインになります。トレンド相場で引くラインをトレンドラインと呼びます。トレンドラインには3つ種類があります。

「サポートライン(支持線)」「レジスタンスライン(抵抗線)」「パラレルライン(平行線)」

1.サポートライン(支持線)

サポートラインとはローソク足の安値と安値を結ぶ線です。チャート全体で見るとローソク足の下側に引くのがサポートラインになります。このサポートラインが右肩上がりの時は上昇相場で買いトレンドが発生しているときになります。

2.レジスタンスライン(抵抗線)

レジスタンスラインはローソク足の高値と高値を結ぶ線です。チャート全体で見るとローソク足の上側に引くのがレジスタンスラインになります。これもサポートライン同様右肩上がりは買いトレンド右肩下がりは売りトレンドになります。

3.パラレルライン(平行線)

パラレルラインはサポートライン、レジスタンスラインができたときに引く平行ラインです。つまりチャート全体がどのように動いていてこれからどのように動いていくかを大まかに判断できる線です。

この三つがトレンドラインでトレンドを読むときに使うラインになります。

そしてホリゾンタルライン(水平線)というものがあります。これはトレンドラインと違って損切りをするための線です。ホリゾンタルラインは時間軸と平行に引くラインです。チャート全体で言うと横に伸びる線です。横に伸びる線を目印にこの線からローソク足が少しでも下回ったり上回ったりすると損切りの注文を出す事ができます。初心者にとっては損切りのラインを決めるための線になりますのでここに重点をおいてライントレードをすることをおすすめします。

ライントレードのメリット

ライントレードのメリットとしてはまず大きいのは「心理が入らない」ということです。投資で一番怖いのは人間の心理が入ってしまうことです。この心理を排除することができれば勝率が高くなります。ライントレードは線によって利確、損切りをします。そのため自分の心理とは関係なしで安心してトレードをすることができるのです。投資をするうえでライントレードは欠かせないものです。自分の気持ちの負担も減り機械的にトレードを行う戦法です。投資家をなによりも困らせるのが心理なのです。この心理に勝つ一番初歩的で簡単な戦法がライントレードです。

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