将来を見越した豪ドルでの外貨預金
信頼度が高いオーストラリアニュージーランド銀行で外貨預金

 

オーストラリアニュージーランド銀行で、10年以上前から父が豪ドルの外貨預金をしています。オーストラリアの自然と快適な気候を父が気に入って、私が大きくなったら住ませたいとか留学させたいと考えたのが始めたきっかけです。

オーストラリアニュージーランド銀行で豪ドルの外貨預金

オーストラリアニュージーランド銀行は1835年に設立されて、現在も続いている非常に歴史の長い銀行です。格付けはムーディーズでAa2、S&PでAA-を獲得した実績があり、これは世界の銀行で見たときトップ100に入る位置にいます。つまり、信頼度が高く長く資産を預けられる銀行なのです。

他にも外貨預金が出来る銀行は三菱UFJ銀行、みずほ銀行などがありますが、世界各地にあるのはオーストラリアニュージーランド銀行。預金を始める前、オーストラリアに娘を住ませたいと思っているけど、どこの銀行にお金を預けたらいいのか友人に相談したと言います。すると、友人がここの銀行で預金しており、電話サポートも充実してわからないことがあったら聞くと親切に教えてくれると言ったそうです。それを聞いた父は気に入ってオーストラリアニュージーランド銀行を選んだわけなのです。

年利3%の高金利

その頃の日本の銀行の利息は高くても0.3%、1年間100万円を預けたとしても3,000円しかもらえません。それもまだいい方で、私は高校生のときに父に社会勉強として100万円を銀行に預けてくるように言われて、1年間預金しました。1年経って付いた利息はたったの10円です。

私は初めて日本の銀行の低金利の現実を思い知らされますが、お金は簡単に増えないのが当たり前と認識があったため、普通だと解釈しました。この利息をどう思う?と父に聞かれて普通だと答えると、オーストラリアニュージーランド銀行の定期預金の書類を見せてくれました。日本が1年で0.01%の低金利だとすれば、こちらは1年で3%の利息が付きます。預金のプランによって貰える利息に違いはあるものの、3%は確実でした。

長期的な視野で投資する

ただ、日本の銀行の預金と違うところは預金と言っても投資。外国の通貨に投資して為替差益で利益を頂くものですから、日々の為替の値動きによって元本割れになるリスクが生じます。父はリスクを受け入れて長い間持つつもりで50万円からスタートさせました。始めたときの買い付けレートは歴史的水準から見て安い位置にいたので、短期的に下がったとしても長い目で見ると上昇していく見込みがあります。

銀行の人に相談をしたとき、今が仕込み時だと言われて豪ドルを購入。円に替えるとき2円もかかる手数料は決して安いとは言えません。75円で買ったとすれば76円になってようやく手数料分の元が取れます。長い間預けるつもりだったので手数料の高さは気にしませんでしたが、これを高いと思う人もいるでしょう。手数料で選ぶならばジャパネット銀行、ソニー銀行が安く、豪ドルの手数料は50銭以内です。それで、最初に買ったものは20円上昇したところで円に交換しています。