不動産物件運営で、低コストで客付けをする方法とは

不動産投資をしていく上で成否を左右するのが良い物件探しであることは言うまでもありません。ただし、その後の物件運営も非常に重要になってきます。黙っていても客付けができるような新築物件ならば、それほど客付けに気を配る必要ありませんが、中古で物件を購入した場合は周辺の競合物件などの状況もよくチェックして、こまめな客付対策を行っていかなければいけないでしょう。

客付のためには不動産屋に宣伝広告費を払って、自分の物件を積極的に紹介してもらうことも大切です。ただし、工夫次第でお金をかけない客付対策も可能です。では具体的にどのような客付け対策を個人で行うことができるのか、その点をピックアップしていきます。

無料で掲載できる賃貸情報サイトに自分で掲載する

不動産賃貸物件の情報が掲載されているサイトと言うと、SUUMOやアットホーム、HOMESなど大規模な物件情報サイトが有名です。テレビCMなども放映されているこれらの賃貸情報サイトをチェックする人はかなり多いでしょう。こういった物件自体の掲載は不動産屋に依頼をすれば、無料で行うことができます。ただし不動産屋に仲介を頼むために客付が成立した際には家賃1ヶ月分の仲介手数料を支払わなければいけません。

一方で不動産屋に仲介を頼まずとも掲載できる無料賃貸情報サイトが最近では増加しています。こういったサイトでは専用の投稿フォームから自分で物件情報をアップロードし、マイソクや内部などの画像を登録することで誰でも無料で利用ができます。

なぜこのようなサイトが増加しているかというと、多くの人に閲覧してもらえるようなサイトを作れば、そのPV数に応じて広告費やバナー広告で収益を得られるからです。あまり物件数が載っていないサイトの場合はサイト閲覧数も期待できないのですが、最近では大手の無料不動産情報サイトでは登録物件数が3万を超えるものもあり、徐々に認知度が高まっています。
お金をかけない客付の手段として、無料で掲載できる賃貸情報サイトに登録することを考えてみましょう。

地元の掲示板サイトに掲載をする

次に検討したいのは地元での無料物品交換、安価での売買情報を掲載したいわゆる地元情報の掲示板サイトへの登録です。これらのサイトはテレビCMを流していることもあって、一般的な知名度は高いです。

ただ掲載されている情報として中心なものは、使わなくなったベビー用品を無料で譲る、また家電や家具などを安価で引き取ってもらうといった情報になっています。こういったサイトでも最近では不動産情報の掲載が可能になっています。不動産専用の投稿フォームから物件の写真や間取り図、また各種の条件などを設定して投稿ができるので不動産屋に作業してもらう必要もなく、自分で好きなタイミングで物件情報の掲載ができます。応募が来れば自分で契約書を作成して無料で契約をすることもできます。しかし契約書の作り方がわからない契約の仕方がわからないという人は契約の不動産屋に仲介をお願いして、1万円や2万円などの手数料を支払って契約作業を代行してもらいましょう。

自分の物件の前に広告を出す

広告費をかけずに客付けをすることはできるのか次に考えたいのは自分の物件の前に「現在入居者募集中」という看板や広告を出すことです。実際にこのような入居者募集中などの看板を物件の前で見たことがある人は多いのではないでしょうか。遠距離から大学進学のために一人暮らしをする人の部屋探しではあまり効果がないかもしれませんが、付近に住んでいて、なんとなく住み替えしたいと考えている人にはアピール効果があるでしょう。

またファミリー向け物件などの場合でも、引っ越し屋をしたいものの、子供の進学があるのでそれほど遠い場所には引っ越したくない。できれば生活環境をあまり変えずに引っ越したいと家庭に対して、「この物件は入居者を募集していますよ」とアピールすることで記憶に留めてもらい入居者の応募を募る効果があるのです。

もちろん満室時にこういった看板を出しておくと、無駄に問い合わせが増えてしまうのでこまめに取り外さなければいけませんが、一度制作をしてしまえば空室が出るたびに無料で設置するだけです。付近の住民に対しての空室があるというアピールは大変重要です。またふらっと自分が住みたい駅周辺に行き、生活環を境チェックしている人がいれば、その看板を見て入居を考えてくれることもあります。最初の看板製作以外のコストがかからないのですから、是非物件設置する入居者募集広告の制作は行っておくべきでしょう。

自分の物件のサイトを制作する

本格的に客付けをしたい人、特にシェアハウスなどオンリーワンの入居価値を提供できる物件を経営している人は、自分の所有物件の専門サイトを制作するというのも客付け手段になります。シェアハウスなどはただ単に住むだけではなく、そこに物件に住むことで他人との人脈を構築する、仕事の情報を得るといった価値が得られます。単なる住まいとしての価値だけではなくそれ以上のバリューが得られる住居形式として人気が上がっているのです。

有名なシェアハウスなどは退去者が出ればその物件自体にファンがいるので、すぐに入居者が入ってくるという良い循環を生み出しているものもあります。その物件に住むとどんなメリットがあるのか、物件の設備はどんなものなのか、またシェアハウス内でどのような交流が行われているのかといった活動報告やブログを掲載しておけば、その物件に対するファンを作ることが可能です。最初にサイト制作のお金がかかりますが、一度サイト作ってしまえばその後の運用は時々入居状況、活動状況、現在の家賃などの情報を更新していくだけでコストはかかりません。単なる一棟アパートの場合はあまり効果的とは言えませんが、シェアハウスのようにそこに住むことに大きな意味がある物件を所有している場合は、是非自分の物件の運用状況などがわかるサイトを作ってみてはいかがでしょうか。

Twitterなどで情報発信を行う

またTwitterやSNSでの情報発信も有効な客付の手段です。2月や3月といった部屋探しの時期になると、「自分の住みたい駅 空室」「自分の住みたい駅 アパート」「自分の住みたい駅 マンション」といったキーワードで物件情報などを検索する人が出てきます。
そういった検索需要に応えるために、何々駅付近のアパート、マンションといった物件名のアカウントを作り、定期的に情報発信を行いましょう。そうすれば住みたい駅の付近にこんな物件がいまあるんだな、とアカウントをチェックしてくれる人も増えるでしょう。
Twitterで情報発信をすることで、劇的に客付がすぐにできるという効果は見込めないかもしれません。ただある程度アカウントを更新していれば注目されやすくなりまし、フォロワーが増えればぐっと客付がしやすくなります。無料で更新ができるといった点がSNSの最大のメリットですから、時間は多少あるがお金はできるだけかけたくないという人は、ツイッターなどのSNSでの情報発信を行ってみましょう。

現代は情報技術の発展により個人での情報発信が非常に用意になりました。昔は広告を出さなければ宣伝ができなかったものが、今では無料でできるようになっています。こういったツールやサイトを利用して賢くお金をかけない客付の方法を考えてみましょう。