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前回までは5分足の読み方として一目均衡表を学びましたが今回はそれに加えて「平均足」の見方を勉強します。「平均足」は日本で開発されたチャ-トですが世界で広く知られ愛用している海外の投資家も多いです。ただ外国では日本語の発音がはっきりとは写し取られない為に「HEIKENASHI」という表記をされています。

平均足を求める計算式は少しややこしそうですが決して難しいものではありません。

始値 =一本前の始値(平均足)+一本前の終値(平均足))÷2
高値 = 高値(ローソク足)
安値 = 安値(ローソク足)
終値 =始値(ローソク足)+高値(ローソク足)+安値(ローソク足) + 終値(ローソク足) )÷4

これだけならパッと見て何のことだかわかる人は少ないでしょう。計算式はこれが全てですがこの式の意味を考える前に、なぜこのようなことをするのかその目的は視覚的に理解することができます。

普通のロ-ソク足と平均足の5分足

普通のロ-ソク足と平均足の5分足

上が普通のロ-ソク足で下が平均足です。このふたつのチャ-トの形を見比べればなぜ上のような処理をしたのかが一目瞭然でしょう。そうです。同じ五分足ですが、下の平均足のチャ-トのほうが同じ色が連続してはるかに変化がわかりやすくなっています。平均足は、ばらばらでランダムになりがちな普通のチャ-トを、できるだけ同じ色が連続してでるように改良したものなのです。このようにして陽線・陰線が続いて出るようにすることでトレンドが明確になりエントリ-がしやすくなります。

平均足の長所と短所

長所は今述べたようにトレンドの把握がしやすくなることです。平均足は途中で出るノイズをカットするような働きをするので、陽線がでれば陽線、陰線がでれば陰線が続くようになっています。しかし、急な変化に弱いところがあります。

【5分足】

平均足の5分足

上下を見比べてみてください。左端の青い陰線の部分は平均足が的確に下げトレンドを言い当てていますが、これは比較的ゆっくりとしたトレンド変換が行われているからです。

その隣の陽線も上昇トレンドにうまく当てはまっています。しかし、天井では急な変化が起きているのでここは動きが逆行しています。

右側に行くと本来のローソク足と一緒に平均足もチャートの色が短く変わって、だましのような現象が起きています。ここは実際の動き自体が小刻みなので仕方ないかもしれません。

このように平均足は本来のトレンドがゆっくり移り変わるときや、じっくりと売りや買いで持続するときは大変な威力を発揮します。

チャートの小さい目先の変化をカットしてしまうので、ゆっくりした相場ではとてもトレンドを捉え易くなるのです。

ところがこの天井のように大陽線⇒大きな陰線のようなV字型の天井や底では現実の動きについていけずにシグナルが出るのがかなり遅れたりします。

こういう平均足の特徴を知った上で、普通のローソク足と交互に見比べながらチャートを判断してゆくことが重要になります。

【5分足】

平均足でトレンドを読む

下が平均足ですが、平均足が強いのはこのようにしっかりと持続するトレンドです。下げの陰線がローソク足はまばらなのに、平均足はずっと陰線が連続しています。つまりこの青色の陰線がずっと続く限り「下げトレンド」で「売り」なのです。

平均足でもダマシが少しでていますがずっとシンプルで見やすいでしょう。陽線になってからの上昇も言い当てています。

平均足のシグナル転換

これは平均足のシグナル転換=トレンドの変化が少し遅い例です。上のローソク足で陽線が出ているのに、平均足ではまだ陰線になっています。それ自体はいいのですが次に完全に陽線がでてからだと相場に乗り遅れてしまいます。

このチャートは後から本格的に上げているのでいいですが、もっと変化に富んだボックス相場だと平均足では常に乗り遅れた状態でエントリーしてしまうので不利になってしまいます。
ただ、このチャートでは後のもみ合いを経て本格的な上昇に変わった場面ではまた威力を発揮しているのがわかりますね。

ここで平均足の性格をまとめておきます。

★ゆっくりと長く続くトレンドに強い。
★いきなり動いた時に乗り遅れてしまう場合がある。
★もみあいでは平均足も横ばいになりダマシがでる。

この長所短所をどのように利用しながらトレードに活かすのかということが重要になってきます。

平均足の最大のメリット

これはバイナリーオプションだけに限らず、普通のFXや日経先物のトレードに関連することです。平均足をつかうことの最大のメリットは使うトレーダー本人に対する影響です。

無駄なエントリーがなくなる

これは一時間足ですが普通のローソク足だと上の陰線の部分で安易に売りエントリーをしがちになったります。よくあることなのですが長く上昇トレンドが続くとはっきりした売りがでていないのに、途中で適当な売りをかけて失敗するケースです。

しかし平均足をみると、「上昇トレンドはしっかりしている限りどこまでも陽線であがっていく」ということが実感できるので、途中でのトレンドに逆らった無駄なエントリーがなくなります。これだけでも平均足を参考にする価値はあると考えます。

実際に上昇相場ではすこしくらいの売りが出たくらいでは、逆に下げたところが格好の押し目になってさらに上昇トレンドが続く傾向があります。

下げ相場でも逆の意味で下げトレンドが続いていきます。
その具体的なトレンド感とも言うべきものを、平均足を見ながら実際のトレードを行うことで身につけ養うことができるのです。

バイナリーオプションへ生かす方法

このように平均足はバイナリーだけではなく普通のFXや日経先物のトレードにこそ使うべきだと考えていますが、もちろんバイナリーオプションのトレードにも有効に使えます。使うのは5分足でやはり色の変わり目でトレード変換の可能性が高いものを選んでエントリーします。

平均足の色の転換

このように大体において全体の形は一致していますが、もちろん平均足の色が変わったといってもだましもあります。また少しだけ動いてまた逆の方向に行く場合もあります。その時に少ない枚数ずつを色の変化ごとに建てていくのか、それともロスカットしてしまうのかはシステムの問題で奥が深いです。ただ、一気に取れる変化が必ず来るので、そこはうまく選択してエントリーするようにします。

うまく節目になりそうな価格帯と平均足を組み合わせて読んでいくのもいいでしょう。いずれにせよ平均足はたんにバイナリーオプションの手法だけでなく、普通のFXや先物のトレードでもメインの手法として使えるものです。ローソク足と平均足を同時に使えるようになった時、驚くほど現在のトレンドを感じ取れる能力が身についているはずです。

平均足の本質について

平均足をみているとトレンドがはっきりと出るので、この平均足の陽線と陰線そのものをトレードできないかと考える人がいるかもしれません。

もし実際の先物やオプションを合成して平均足のような形でトレードできたなら途方もない利益が出るはずです。しかし残念ながら平均足自体が特殊なかたちでローソク足を合成してあるので、実際の先物やオプションの組み合わせではこのようなわかりやすい形を作るのは不可能でしょう。

もともと上昇相場では上昇する足を、下降相場では下降する足をたすことで色が連続するように作ってある、いわば「作られたトレンド」なのです。でも見やすいことは確かなので、今まで見てきたようにチャート判定には有効に使えます。

次回では一目均衡表と平均足の組み合わせを勉強します。

【まとめ】

★平均足はゆっくりと長く続くトレンドに強い⇒トレンドの感覚を養うのに最適です。

★いきなり動いた時に乗り遅れてしまう場合がある⇒ローソク足の方を中心に見る方法もあります(次回解説)

★もみあいでは平均足も横ばいになりダマシがでる⇒こういう状態の時はエントリーを避けます。